5/07/2023

志手ポンカン 白い花の咲く頃


蜜柑の花咲く頃 蜂の引っ越し

 

 志手の住宅地の背後は丘になっています。少し急な坂道を上ると、墓地があり、その横に志手ポンカンが植わっています。春になり、花が咲き始めると、いろんな虫が姿を見せます。

 写真に収めた虫たちを1枚のパネルにまとめてみました(下の写真)。

 ミツバチやクマバチはいつもいる常連組で、パネルの左下のハナムグリもよく見ます。ヒョウモンチョウやアゲハチョウも見かけることが多い方です。アサギマダラは今年は一度しか見かけませんでした。


 パネルの写真の中で白い文字で①と数字を入れたのは、墓地のそばにあるポンカンの木です。墓地のところからは大分の市街地が一望できます。

 この時期になれば毎年見られる、どこにでもいる虫ばかりですが、今年はちょっと珍しいものをみました。それが一番上の写真です。

 ポンカンの木の根元にハチが集まっているのを偶然見つけました。分蜂(ぶんぽう)、つまりミツバチの引っ越しの途中だったようです。

 一つの巣に新しい女王バチが生まれると、その巣にいた女王バチは巣から出ていき、新しい巣を作る。新しい巣が見つかるまで一時的に建物や木々に群がり休息する。インターネットで検索すると、こうやってミツバチが増えていくなどと解説されています。

 ミツバチの群れを撮影したのが4月18日。翌日行ってみると、群れは姿を消していました。


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